おかげさまで本シンポジウムは盛況のうちに終えることができました。
   以下にシンポジウムに参加された方の声をいくつか紹介いたします。

◆ シンポジウム参加者の声

●仕事と育児の両立の難しさと共に、大学や企業の現状が分かる良い機会になりました。両方とも欲張りたい、そのためには何をすればよいのか考えようと思います。

●様々なバックグラウンドをお持ちの方からご意見また体験を聞けて、大変有意義な時間となりました。自身を持って続けていこうと思いました。

●女性として大変興味深い内容で大変ためになりました。少子高齢化の中、子育てを終えた女性は貴重です。この動きがもっと大きくなり、子どもを持つ女性が自分の意思でライフサイクルを決めていく世の中になってほしい

●女性のキャリアと子育てというのは大変興味のあるテーマですが、このようなシンポジウムへの参加は初めてでした。色々なケースについてお話を伺うことができ、満足しています。今後色々な場面で思い出しそうなシンポジウムでした。

●今まで悩んでいたが、 悩まなくても良いのだと思い、前向きに考えようと思った。

●子育てを経て、または子育てをしながら研究・仕事を継続してきたかたがたのお話には色々と刺激を受けると共に、大学の支援のありかたについて考えさせられました。

◆ 趣旨

東京薬科大学生命科学部では、『学び直しのためのバイオキャリア講座』開講を記念して、シンポジウム「理系女性のキャリアと子育て」を開催いたします。

本シンポジウムでは様々な立場でキャリアと子育てを行ってきた女性研究者や、現在子育てに直面している女性研究者、またそのような女性研究者を支える男性研究者など多彩なメンバーを招いて、出産・育児などによるキャリアの中断やその後のキャリアに対する課題、それに対して大学ができることについて議論します。

本シンポジウムを通じて、東京薬科大学生命科学部の新しい取り組みを皆様に知っていただくと共に、このシンポジウムが学生の方にはこれからのキャリアの参考に、キャリアの再スタートを目指す方々には一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。 是非皆様お誘い合わせの上、ご参加下さい。

◆ シンポジウム概要

日程:11月27日(火)14:00-16:45

会場:ベルサール三田 ルーム1
(三田駅A1出口、田町駅三田口を出て左手方向の赤いビル)

対象:一般(一時託児所併設※)
※託児所ご利用の方はなるべくご予約をお願いします。
ミルク・おむつが必要なお子様はご持参下さい。(当日参加も可能です)

参加費:無料(※託児所利用は子ども1名につき1000円、2名の場合1500円、以降1名追加につき+500円の利用料がかかります。)

◆ プログラム内容(予定)

13:30:開場
14:00-14:15:主催者挨拶
14:10-15:40:講演
15:40-15:45:休憩
15:45-16:45:パネルディスカッション

基調講演: 深見 希代子 氏(東京薬科大学 生命科学部教授)

パネリスト: 
東 和美 氏(株式会社資生堂 品質保証センター 学術室)
佐々木 泰子 氏(明治乳業株式会社 研究本部 食機能科学研究所ゲノミクスグループ)
本間 典子 氏(東京大学 大学院医学系研究科 助教)
時下 進一 氏(東京薬科大学 生命科学部 講師)

* プログラムは予告なく変更される場合があります。


◆ 講演者紹介



深見 希代子(ふかみ きよこ)氏

●現在の所属 : 東京薬科大学 生命科学部 教授
●年齢 : 52歳
●略歴 :
1978年岐阜薬科大学薬学部卒業後、慶応大学医学部薬局試験研究室で新薬開発を4年間行う。この間に結婚、第一子出産。予想を超えるトラブルの多さに退職を決意。約3年半育児に専念後、第二子が2歳近くになった1985年公務員試験により、東京都老人総合研究所薬理学部研究部に再就職。1992年東京大学医科学研究所癌生物学研究部へ異動、講師、助教授を経て、2003年東京薬科大学生命科学部教授として赴任。現在に至る。2003年優れた女性科学者に贈られる「猿橋賞」を受賞。
●一言 :
育児は本当に楽しかった。仕事を中断して育児に専念していた時間は私の財産。その後の子育てと仕事に忙しかった頃も今は懐かしい。今も昔も育児との両立は大変だが、周りの人々の手助けを得る工夫と前向きな姿勢が道を拓いてくれると思う。


◆ パネリスト紹介



東 和美(あずま かずみ)氏

●現在の所属 :(株)資生堂 品質保証センター 学術室
●年齢 : 41歳
●略歴 :
1990年3月 : 北海道大学 獣医学部卒業
1990年4月~1995年5月 : ㈱資生堂 入社、研究所配属
                  基礎研究から開発研究まで様々な研究に携わる
1993年10月 : 結婚、配偶者の転勤(別居)
1995年6月~1997年3月 : 第一子出産・産休・育休(配偶者と同居)
1997年4月~現在 : 学術室に異動。化粧品の臨床試験、医薬部外品の製造販売後調査、皮膚科関連学会などの企業展示、女性研究者サイエンスグラント立ち上げなどに携わる
1999年9月~2001年3月 : 第二子出産・産休・育休
2005年4月~2006年3月 : 第三子出産・産休・育休
●一言:
女性が出産育児を乗り越えてキャリアを積むことは大変ですが、自分にとっても社会にとっても非常に有益なことです。本シンポジウムにご参加い ただいた多くの皆様がキャリアアップにチャレンジしていただけたらうれしく思います。


佐々木泰子(ささきやすこ)氏

●現在の所属 : 明治乳業(株)食機能科学研究所
●年齢 : 55歳
●略歴 :
日本女子大付属中・高・大学卒業後、東京大学農学部農芸化学科修士・博士課程修了。植物栄養学で学位取得。大学院時代に結婚・出産。その後、研究生・PDF・同大農学部助手を経て、35才の時に夫が勤務している明治乳業(株)研究所(小田原)に移る。以来20年間、乳酸菌の基礎遺伝学に携わり、現在はヨーグルト乳酸菌であるブルガリア菌とLG21菌のゲノム情報を使って、DNAアレイを用いた転写解析を行い、適応について研究している。息子2人だが、現在は夫と2人暮らし。職分は20年間嘱託。
●一言 :
この年まで続けてみると研究職は本当にわくわくするおもしろい仕事だと実感します。身分としては大学教授でもなく、会社でも正規の社員になれず、キャリアとは言えませんが、研究職を継続するための選択でした。


時下進一(ときしたしんいち)氏

●現在の所属 : 東京薬科大学生命科学部
●年齢 : 42歳
●略歴 :
名古屋大学農学部、農芸科学研究科にて大腸菌の浸透圧センサータンパク質の解析を行う。博士課程修了後、東京薬科大学生命科学部に助手として赴任し、動物プランクトンのミジンコを研究材料として環境応答遺伝子の解析を始める。02年、新潟大学理学部において博士号を取得し、ポスドクとして同じ研究室でミジンコの低酸素応答の研究をしていた妻と結婚。昨年4月、妻は出産、育児のため退職。現在、約一年半のブランクを経て再度、就職活動を再開した妻とともに子育て奮闘中。
●一言:
女性にとって育児も社会に出て仕事で評価されることも特別な意味を持つものだと思います。ただ、漠然と頭で考えていたことが現実になるとその選択の難しさと女性が育児をしながら仕事をする大変さを感じています。


本間典子(ほんまのりこ)氏

●現在の所属 : 東京大学大学院医学系研究科
●年齢 : 34才
●略歴 :
フェリス女学院中高時代に出会った生物の先生に感銘を受けて理系進学を決め、東京大学薬学部で学部・修士を過ごした後、医学系研究科に移り医学博士を取得。卒業後は任期付助教となり、解剖学・組織学・骨学実習に参加しつつ、神経細胞の形態形成について研究を続ける。 また、大学院時代から、小中高校の理科教育に興味を持ち、科学教育の(株)リバネスでの実験教室をはじめ、学校の先生と研究者のリレー授業を理想とした実験授業を国内外で行なう。結婚は32才。今年3月、34才で女の子を出産。産休あけの6月から仕事に復帰し、8月からは夫が単身赴任するも、祖父母に支えられて9時6時の研究生活を送る。
●一言 :
出産前後で、ここまで価値観が変わるとは。母性恐るべし!です。子どもの余りのかわいさに、育児の面白さ・奥深さを感じ、育児を一生の仕事にする人の気持ちがよく理解できるようになりました。また、先輩の女性研究者の方々から聞いていた「出産育児」の大変さは、時代とともに予想以上に楽になってきています。でもまだまだ変われる。今日は、女性が持つ、「人を育む力」「無条件に人を愛する力」を最大限に活かした研究環境を模索していきたいと思います。


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info@toyakumanabinaoshi.net(株式会社リバネス:担当 松原)まで、フォームの必要事項をご記入の上ご連絡下さい。

◆ お問い合わせ

お問い合わせは以下までよろしくお願い致します。

東京薬科大学   担当和田
株式会社リバネス 担当松原
TEL 03-6277-8041
FAX 03-6277-8042
MAIL info@toyakumanabinaoshi.net